「よい行いをしないと幸せはこないよ!」
「不平不満ばかり言って、人の批判ばかりしていると周りから人は去っていくよ!」
「人に感謝して、とにかくありがとうと言おうよ!」
「人の悪い面ばかり見てはいけないよ!」
「神は遠くからいつもお前を見ているよ!」
東日本大震災の影響でしょうか。・・・最近こんな言葉がよく頭に浮かびます。
大震災では不動産鑑定士の無力さを知りました。この世の中で、不動産鑑定士の立ち位置が一体どこなのか、考えさせられました。復興後のまちづくりに鑑定士として何か関与できないかなどと考えたりもしました。しかし、鑑定士という資格で困った人を直ぐ助けることはできません。大惨事のなか自分の土地の価格を聞いてくる人はいるはずもありません。
先輩の不動産鑑定士はトラックを2000kmも走らせ仲間数人と救援物資を岩手に届けました。その行動力には敬服するばかりです。
不動産鑑定士だから何かできると考えている暇があったら、被災している人たちの為に人間として、すばやく行動すべきだと思いました。
反省しました。不動産鑑定士という資格は所詮一つのツール。
どんなことでも、資格や肩書に関係なく、まずはひとりの人間として関わっていきたいと思います。
◎担当: 報告書様式の改善、評価書等の検算、現地調査、事務全般担当
◎特技: 評価書提出前のチェックの厳しさには定評がある
不動産鑑定の仕事に足を踏み入れたのは約25年前。(財)日本不動産研究所仙台支所(当時)に事務として勤めた時からです。同じ職場だった夫と縁あって結婚し、現在に至りました。
よく「夫婦で一緒に働くって大変じゃない?」と聞かれます。私自身は全く大変と思ったことはありません。これは夫の我慢の上に成り立っている状況かもしれませんが。
開業して早19年。不動産は同じものがないので、いつも新鮮な気持ちで取り組むことができる面白い仕事だと常々感じています。
人としても『ワクワク』する気持ちを忘れず、いつもフレッシュでいられるように、人間力を磨いていきたいと思っています。